子どものことでお困りの方へのカウンセリングをご希望の方へ

カウンセリングに来るご本人へ
 ~「カウンセラー」は怖い人ではありません。~


 このオフィスで働く傍ら、スクールカウンセラーをしています。学校の相談室で皆さんに出会う時は、先生につれられ(つれてこられて)あるいは親御さんに「行くよ。」といわれて会いにきたというのがほとんどです。その事情は小学校でも、中学校でもあまり変わりません。きっとこのオフィスでも、事情はそう変わらないはずです。そして、私のしている仕事もそう変わりません。ただ、そうはいっても皆さんはカウンセラーではないので、私がどんな仕事をしているかなんて知らないですよね。だとしたら、ここに来るまで、「『カウンセラー』ってどんな人。」/「その人、怖くないの。」/「叱られたりしない。」などなどいろいろな思いが浮かんでは消え、不安になったり、その結果「そんな所、行きたくない。」となるかもしれません。そこで、来る前にここでは、どんなことをするのか書いておきます。よかったら、ほんとのところを確かめに来てください。

①皆さんの味方になること
 今、困っていること、悩んでいることについてお話をききます。その上で、どうなったら うれしいか、楽になるかを話合います。それが、私のいう「皆さんの『味方』になること」です。と、いわれたところで、皆さんの話がさらさら進むとは限りません。そんな経験はたくさんしています。―「自分の気持ちがわからない。」/「何て言えばいいかわからない。」/「言いたくない(カウンセラーなんて信用できない。)」などなど―そんな時こそ、『味方』になります。皆さんのペースで思いが出てくるまでお付き合いします。

②通訳すること
 これまで、「困ったこと」や「悩み」を誰かに打ち明けたのに、うまくきいてもらえなかった。あるいは、うまく伝えられなかった。そんなお困りことはありませんでしたか。このオフィスでは、私が皆さんとその「困った」思いを伝えたい相手との間にたって、言いたいこと、伝えいことを伝えるお手伝いをします。

③倉庫/ゴミ箱/トイレ
 「悩み」は向き合うことで人を成長させてくれる、意味ある側面ももっています。しかし、 それがすべてとは限りません。どんなに悩み、考えても変わらないこともあります。そんなものをいつまでも心の中においてく必要はありません。なので、そうしたものは、このオフィスに置いていってください。ここは皆さんのいらないものの置き場「倉庫」です。あるいはゴミ箱かもしれません。はたまた、トイレかもしれません。用済みになったものは、きれいさっぱり流してしまえばいいしゃないですか。
 もちろん、その手前では、皆さんにとって本当にいるものといないものをよりわけるお手伝いが必要でです。そして、その「お荷物」が皆さんの心がからどうしたら離れてくれるのかについてもじっくりとお手伝いします。