子どものことでお困りの方へのカウンセリングをご希望の方へ

先生方/子どもを対象とした専門職の方へ
 ~ 舞台裏への招待状 ~


 元は、私も教員志望でした。今も、このオフィスで仕事をする傍らスクールカウンセラーとして学校勤めをしているのはその名残りでもあります。未だに隣の芝生は青く見えるのか、学校の先生は輝いていて、羨ましく思うときがあります。そんな話をすると時々、これからでも、どうですかと冗談半分に誘ってもらったりもしますが、今のカウンセラーという職はとても性に合っており、どうやら私は影日向に咲くのがいいようです。
 対して、それでは教員のほんとうの大変さをわからないじゃないか。いつも子どもたちの声に賑わい、華やか魅力的な世界を夢みて、飛び込んだはいいが、叶った現実は思った以上にシビアなことも多い。このままでは、自分自身が壊れてしまう、そんな不安と背中合わせになることだって一度や二度じゃない等々、現場からお叱りや厳しいご意見を頂戴するかもしれません。しかし、そこは自分の立場を逆手にとって、表舞台のバックヤード(=舞台裏)を歩きなれた者ならではの息抜き法や幕間の過ごし方を体得しております。これまでは学校の中でしたので、担当する児童・生徒にまつわること、その保護者対応についてあるいは、校内の事案に関した事柄だけを扱ってきました。が、当オフィスでは、「先生」(あるいはその他の子どもに関わる専門家としての役割を一旦横において、素にもどって頂いて結構です。ですので、「先生」としては言いだしづらかったご家庭のこと、仕事に関するお困り事、あるいはご自身の「悩み」でも結構です。なお、当カウンセリングオフィスには時間の都合上、「今日はここで一区切りして、続きは次回に。」ということはあっても、「あっ、『チャイはム』なった。」はありませんので、安心して活用下さい。