体の「障害」をテーマとしたカウンセリング

 ここでは「障害」を持つ者という同じ地平から、あなたのためにオーダーメイドなカウンセリングをご提供致します。先天的/後天的障害を手足及び体幹に持たれた方とそのご家族、あるいはその方々をケアする立場の方々のご相談をお受け致します。

②障害を持つ方のご家族へ
-ご本人への関わりで生じる思い/疑問/戸惑い/ご家族・ご本人と関連機関との関係作りなど-


 気にはなるが、ご本人へ直接言えない/聞けないことなど/人生の節目と障害を巡るテーマ(就学・就労・結婚・治療の大きな転換点など)についての悩みなどご相談下さい。
 自分の大事な子どもさん、ご家族に障害がある。日々何とかして、助けになりたいと思うものの、ご本人にどのように接すべきか悩まれることはありませんか。あるいは、自分には障害がないがゆえに、当人の思いに心を沿わせきれない、理解しきれないと感じることはありませんか。
 例えば、「しつけをしなければ」とは思いつつも、障害に関わるテーマに関して、どうしても言えない/言いよどむことがある。そうしたことはありませんか。たとえ、本人が気にしていることでも、親御さん/ご家族が言いづらいことでも、言うべきことは言わなくてはいけません。どうか、「障害」があろうとも、大事な人との関係性を「障害」に妨げられないで下さい。たとえ、血のつながった親子、家族であっても我々は一人ひとり別個の人間で、異なる考え/感じ方をもっています。そのため、伝えづらいこと、分かり合うのに手間のかかる事態は、「障害」の有無に関係なく起こることです。しかし、「障害」があると、それに+αの特有の難しさが加わります。ここでは、そうした「障害」という壁を乗り越えて、よりよい関係作りを広く応援させていただきます。
 また、ご家族(ご本人)と医療、福祉、義肢/装具など、その他支援者/機関との関係作りに関するお悩みも広く応援させていただきます。特に、就学/進学にあたって、通常学校(級)・特別支援学校(学級)のどちらにするかの進路選択の問題、医療サービスを受けるにあたっての方針に関する大きな決断(手術のタイミング/四肢の切断・車椅子/義肢・装具の使用開始のタイミング/リハビリなど必要な支援を本人が嫌がるなど)に伴う心情などもご相談下さい。

<私の体験から>
 私は、幼い頃に何度か、足の手術をうけました。それが必要なことは重々わかりますが、私にとって、それは本当に辛く、とにかく耐えがたい体験でした。私は、ひたすら泣き、「手術は嫌だ!」と叫びました。そんな体験は、本人はもちろんのこと、ご家族にとってもとてもきつい体験でしょう。しかし、そんな時どうか、目を背けないで、出来る限り、ご本人と一緒にいてほしいと切に思います。それがご家族にとってどんなに辛いことかは重々お察しします。しかし、その上でのお願いです。ですから、サポートが必要とお感じの際は、どうぞ、こちらのカウンセリングをご活用下さい。私はご本人、ご家族両方の立場を大事にしながら、応援させていただきます。